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最近の函館ラーメンには、ちぢれ麺も多く使われるようになったが、新・函館ラーメンのために新たに開発された麺は、のどごしの良いシコシコしたストレートの細麺だ。最近の硬いだけの麺をコシとしているラーメンとは違い、柔らかさのなかにしっかりとした歯応えがある。このような理想的な麺はうどん用の中力粉などをブレンドし、手間を惜しまず包丁切りしたことによって実現された。そして北海道日高産のフノリを練り込むことによって函館ならではの潮の香りを表現した。その他にもグルテンなどは使わずに、吟味に吟味を重ねた内モンゴル産の自然かん水を使用するなどのこだわり方。また、その茹で方もスープと合わせた時に絶妙な味を発揮できるように、火力の強いバーナーで煮立てたたっぷりの湯で茹で上げるなど、その加減にもこだわっている。 |
函館ラーメンのスープと言えば澄みきった黄金色をしたさっぱり系の塩味である。じっくりと時間をかけてしこんでいくその手間は惜しまない。うまみとコクを引き出しながらスープを仕上げていくには相当な熟練が必要となる。この時に、ほんの少しでも煮立たせてしまうとスープは濁ってしまい、函館ラーメンの持ち味である澄んだスープにならない。新・函館ラーメンでは、タレには中国江蘇省の塩、白醤油、北海道日高産のフノリ、スープには比内鶏の丸鶏などの厳選素材を使用している。それに加えてマメさんゆかりの焦がし背脂を浮かせることにより、さっぱりした中にもコクがあり、濃厚な味を楽しめるスープに仕立てた。もちろん、化学調味料などはいっさい使っていない。 |
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函館ラーメンの具は素朴でさっぱりしたものが多い。ラーメン本来の味をじっくりと堪能できるように、麺やスープの味の邪魔をせず、なおかつ味を引き立たせるチャーシュー、メンマ、麩などシンプルなものばかりだ。最近ではまるで鍋の様に具が盛り付けられているラーメンも多いが、ラーメンの味そのもので勝負するために新・函館ラーメンでもシンプルなものを選択した。しかし、その具もみかけのシンプルさとは裏腹に、じっくりと味を染み込ませ、柔らかく煮込んだチャーシューなど手間暇を惜しまず、素材を吟味した逸品ばかりだ。 |
新たな業務用ラーメンの開発に、企画開発室をご用意いたします。 |
お問い合せ:0138-65-8811
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スープ開発のお手伝い。
ラーメン店新規開業または、新スープ開発希望の方は、弊社スープ研究室で納得いくまでスープ研究をして頂くことが可能です。
※但し、材料費は自己負担となります。
日程等に関しましては、お電話にてご相談させて頂きます。 |
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